歯医者に行くのは痛くなってからでいい?
「歯医者は痛くなったときに行くところ」
――そう思っていませんか?実は、この考え方が虫歯や歯周病を進行させる原因になってしまうことがあります。

痛みが出る頃にはもう手遅れ!?
虫歯や歯周病は、初期段階では痛みがほとんどありません。例えば、虫歯はエナメル質の段階では痛みを感じにくく、進行して神経に近づいて初めて痛みを感じます。その頃には、すでに神経を取る治療が必要になったり、最悪の場合は抜歯になることも。
虫歯の治療が1日で終わらない理由として、進行度合いによって段階的な処置が必要になるからです。詳しくはこちらの記事もご参照ください:虫歯治療が1日で終わらないのはなぜ?理由と短期で治療する方法
歯周病も同様に、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。しかし、進行すると歯ぐきが腫れたり、歯がグラグラするなどの症状が現れ、最終的には歯が抜けてしまうこともあるのです。
予防歯科で「削らない」「抜かない」歯のケアを
歯医者は「治療する場所」ではなく、「予防する場所」と考えるのが大切です。
予防歯科のポイントは次の3つです
- 定期的な歯科検診(3〜6ヶ月ごとがおすすめ)
- プロによるクリーニング(歯石除去や着色のクリーニング)
- 虫歯・歯周病の早期発見・早期治療(痛くなる前に対処!)
特に、お口の癖として「お口ポカン」がある方は、虫歯や歯並びの悪化につながる可能性があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください:「お口ポカン」は放置NG!原因・影響・改善方法を解説
定期検診で守れるのは「時間」「お金」、そして「歯」!
「痛くなったら行けばいい」と思っていると、治療のたびに通院回数が増え、費用もかかり、治療に時間を取られることになります。予防をしっかりしておけば、時間もお金も節約でき、何より大切な歯を守ることができます。
ぜひ、「痛くなる前に歯医者へ」を習慣にしてみませんか?
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