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虫歯治療が1日で終わらないのはなぜ?理由と短期間で治す方法を解説!

「虫歯治療を1回で終わらせたい」と思う方は多いですが、実際には複数回の通院が必要になることがほとんどです。では、なぜ虫歯治療は1日で完了しないのでしょうか?


本記事では、虫歯の進行度と治療期間の関係、治療の流れ、そして短期間で治療を終わらせる方法について詳しく解説します。

虫歯治療は1日で終わらない?その理由とは

虫歯の治療が1回で終わらない理由はいくつかあります。主なポイントを見ていきましょう。

虫歯の進行度と治療期間の関係

虫歯は進行の程度によって治療法が異なります。軽度の虫歯であれば1回で治療が完了する場合もありますが、進行した虫歯は何回かの通院が必要になります。

  • 軽度(C1・C2): 1回で終わる可能性あり
  • 中程度(C3): 2~4回の通院が必要
  • 重度(C4): 神経の治療や抜歯が必要になり、治療期間が長くなる

治療のステップ(診察・処置・詰め物・経過観察)

一般的な虫歯治療の流れは以下の通りです。

  1. 診察・レントゲン撮影(初診)
  2. 虫歯の除去
  3. 詰め物や被せ物の作成・装着
  4. 経過観察

特に被せ物や詰め物(インレー・クラウン)が必要な場合は、作成に時間がかかるため、治療が数回に分かれることがあります。

虫歯の進行度別!治療にかかる時間の目安

軽度の虫歯(C1・C2)の場合

エナメル質や象牙質までの浅い虫歯なら、削って樹脂(コンポジットレジン)を詰めるだけで済むことが多く、1回の治療で完了することもあります。

中程度の虫歯(C3)の場合

虫歯が神経まで達している場合は、神経を取る処置(根管治療)が必要です。

根管治療は1回では終わらず、3〜4回程度の通院が必要になります。

重度の虫歯(C4)の場合

虫歯が進行し、歯の根だけが残る状態になると、抜歯やインプラント治療の検討が必要です。治療期間も数ヶ月単位になることがあります。

虫歯治療に複数回の通院が必要な理由

麻酔や薬剤の影響

麻酔を使用する場合、治療後すぐに次の処置を行うのは難しく、間隔を空ける必要があります。

神経を取る治療(根管治療)の必要性

神経を取る場合、複数回に分けて治療を行い、根の中をしっかり消毒する必要があります。

詰め物や被せ物の作成期間

セラミックや金属の詰め物・被せ物を作る場合、歯科技工士が製作するために1〜2週間かかることがあります。

「1回で治したい!」は可能?短期間で終わる治療方法

軽度の虫歯なら即日治療も可能

コンポジットレジンを使用すれば、削ったその日に治療が完了することもあります。

また、当院では、短期集中治療コースがありますので、短期間で一気に治療したい方は、歯科医師にご相談ください。

虫歯を早く治すためにできること

早期発見・早期治療が重要

虫歯は放置すると治療期間が長くなるため、定期的な歯科検診が大切です。

自分に合った治療計画を歯科医と相談する

「なるべく少ない回数で終わらせたい」「1回の治療時間を長くしてほしい」など、希望があれば歯科医に相談しましょう。

まとめ:虫歯治療は計画的に!早めの受診がカギ

虫歯治療が1回で終わらない理由は、虫歯の進行度や治療ステップにあります。特に進行した虫歯ほど治療期間が長くなるため、できるだけ早めに歯科医院を受診することが大切です。

また、当院なら、短期集中治療コースがあります。治療を短くしたい方は、歯科医師と相談しながら最適な方法を選びましょう。