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【子どもの虫歯、原因はおやつ?】意外と知らない“間食の落とし穴”
「甘いもの=虫歯の原因」とはよく言われますが、
実はそれだけではありません。
むし歯は、食べるものだけでなく、食べ方・時間・習慣も大きく関係しているんです。
今回は、親御さんにこそ知ってほしい、間食とむし歯の本当の関係についてお伝えします。

虫歯になる3つの条件とは?
むし歯は「むし歯菌・糖分・時間」がそろうと発生します。
中でも、「時間」=だらだら食べが虫歯を進行させる大きな原因です。
たとえば…
- 飴を1粒、30分以上なめている
- おやつのあとすぐにジュースを飲む
- 午後ずっとお菓子をつまんでいる
→ これらは口の中が酸性状態のままになり、歯が溶けやすくなるんです。
「甘いもの」よりも「だらだら食べ」が危険
同じチョコレートでも、
- 一度にパクッと食べてお茶で流す
- 30分おきに何度も少しずつつまむ
この違いで、むし歯のリスクは何倍も変わってきます。
ポイントは、お口に「休憩時間」をつくること。
食べ終わってから30〜60分は、だ液が歯を修復してくれる大切な時間なんです。
どんなおやつを選べばいい?
むし歯になりにくいおやつの選び方のポイントは以下の通りです。
選ぶと良いおやつ | 控えたいおやつ |
---|---|
チーズ、ナッツ、焼きいも | キャラメル、グミ、砂糖入り飲料 |
おにぎり、さつまいも | 飴、スポーツドリンク、ゼリー飲料 |
また、「おやつ=第4の食事」と考えて、栄養も意識してあげると、健康にも◎。
おやつのルールを決めよう
おやつとの“上手な付き合い方”には、ちょっとしたルールづくりが大切です。
- 時間と量を決める(1日1回、15時など)
- 食べたら水やお茶で口を流す
- 食べ終わったら歯みがき or ガーゼで拭き取り
- ジュースは特別な日だけ、を習慣に
→ 小さいころからの習慣が、むし歯ゼロをつくるカギになります。
甘いものを「やめる」のではなく、
“どう食べるか”を親子で見直すことが大切です。
楽しくおやつを食べながら、むし歯ゼロを目指す。
「はいしゃさん大阪上本町」は、そんな日常づくりを応援しています。